【道具・工具】BOSCHトリマーPMR500用コンパクトトリマーテーブルを製作しました

道具・工具

トリマーテーブル用フェンスの製作

 ここからトリマーテーブル用のフェンスの作成です。フェンスはボール盤テーブル製作の時にも作成しており、基本は同じです。コンパクトにしているのとフェンス表面にT溝がない程度です。

フェンス部の作成

 まずはフェンス部の作成です。ポイントとなるところは中央にある集塵口の加工ぐらいです。これは先回紹介した溶接トーチホルダーのU字ホルダー部の加工と同じです。Φ40のフォスナービットで穴を明け、ジグソーテーブルでU字にカットして最後にヤスリ掛けで完了です。

フェンスベース部の作成

 フェンスベースの作成です。ここも中央部のコの字の加工がポイントですが、ボール盤テーブル時に紹介した短冊切りでカットします。

フェンス補強部品

 フェンスとフェンスベースの取り付けを補強する部品です。これは2つ作成します。カット後は取り付け部以外の角を面取りしておきます。

フェンスとフェンスベースの取り付け

 フェンスとフェースベースを組み立てます。直角にすることがポイントです。スコヤという定規を使って直角を出します。組み立ては、ボンドと隠し釘で固定します。隠し釘はフェンス側に釘頭が出ないようにするためです。
 フェンスとフェースベースと取り付けた後にフェンス補強を取り付けます。取り付けは同様です。

集塵部の側板

 次に集塵部の作成です。集塵部の側板を切り出します。これも2つ作成です。寸法上小数点まで記載していますが、現物合わせでよいです。

集塵機側のホースを取り付ける部品

 集塵機側のホースを取り付ける部分です。この部分も現物合わせです。特に斜めに取り付けるため、この部品の上下の端面は斜めにカットして密閉するように取り付ける必要があります。ですので寸法は参考値です。集塵機用の穴も取り付け方法によって変える必要があります。これも参考です。

集塵部分の取り付け

 集塵部分の取り付けです。補強部品と同じ要領で取り付けます。集塵機側のホース取り付け部品は現物合わせで微調整して密閉するように取り付けます。

フェンスの完成

 フェンスが完成しました。集塵機用のホース取り付け部分は半透明にして取り付けがわかるようにしています。

完成したトリマーテーブル用のフェンス

 出来上がったフェンスです。なお、集塵ホース取り付けのために黒いホースホルダーを取り付けています。少し見えづらいですが5㎝程度置きにぽつぽつと点が見えますが、これが隠し釘の跡です。

フェンスの裏側

 フェンスの裏側です。すこし集塵部分が異なりますが現物合わせとあり合わせの材料を使っているためです。

テーブルにフェンス取り付け

 フェンスが出来上がったのでテーブルに取り付けたいと思います。テーブルの溝に下から六角ボルトを差し込み、自作のノブを取り付けます。これもボール盤テーブルの時と同じです。

テーブルにフェンスを取り付けたところ

 こちらがVR木工(バーチャル木工)で組みあがったトリマーテーブルとフェンスです。

リアルなトリマーテーブルとフェンス

 こちらがリアルなトリマーテーブルとフェンスです。集塵機の吸い込み口も取り付けてみました。

リアルな正面から見たトリマーテーブルとフェンス

 正面から見たトリマーテーブルとフェンスです。バーチャルと同じようにできました。

タイトルとURLをコピーしました