とうとう買ってしまった。
以前からやってみたいと思っていながら踏み出せませんでした。いろいろ溶接について調べた結果、家の電源でも使えるものがありました。使えるというのは、やっと使えるのではなく、しっかり使えるものです。溶接の経験といえば入社時の研修でアーク溶接を30分程度やったことぐらいですので、実質ゼロです。導入には敷居が高いと思っていました。調べていくうちにやれそうと思うことができました。そこで、この連休中に品定めをして、ネット通販で購入しました。連休中に届いたので紹介したいと思います。
翌日には注文したものが一式届きました。
注文したのは以下です。
・ハイガー産業製 HG-MAGMMA-100A
100V 半自動溶接機
・液晶 自動遮光 溶接面 TOAN-9200 雷神
・溶接用 作業エプロン 手袋 付き
こちらが100V 半自動溶接機一式です。思っていたより軽量コンパクトでした。これは、家庭用100V電源で使用できるものです。溶接時には直流40A~100Aの電流を流して、アークを発生させ溶加材を加えて鉄の部材を溶かして部材同士を接合させます。
最大直流100Aが流れるので操作を誤ると感電の危険があります。また、100Aの設定ではおそらくブレーカーが落ちます。
皆さんが想像していたものとは違ったのではないでしょうか?最近の溶接面はカッコよいです。さらにハイテクで、溶接の光に反応して遮光する電子シャッターが付いています。
溶接面を被ってみたところです。被る方式なので両手が使えます。
溶接していないときは、緑色のフィルター越しですが見ることができます。こんな感じではっきり見えます。
溶接面の電子シャッターによる遮光の様子をご覧いただけます。
溶接用の牛革の手袋です。溶接時には溶けた鉄がスパッタとして飛び散ってくるのでしっかり保護しなくてはいけません。
溶接用の牛革のエプロンです。飛んでくるスパッタから体を保護します。腕も長袖の服装などで保護する必要があります。
早速、溶接機に溶加材として同梱されていたワイヤをセットしました。説明書通り進めてできました。
工房に余っていた鉄片を鉄製のバイスに挟んで溶接してみました。恐る恐るやって見ましたが、案の定、失敗しました。パワーが強すぎたようです。穴が明いてしまいました。
初めての溶接ということで、記念に写真を撮りました。失敗ですが自分にとって溶接の世界への大きな一歩です。これからが楽しみです。
まずは溶接台が必要ということがわかりました。溶接台がないと電極クリップをつけられません。次は、溶接で溶接台を作りたいと思います。