14インチのホイール外径をコンパスで描きます。ホイールに使用する材料はラワンランバーコア合板です。狂いが少なく丈夫で軽量な材料なのでホイールに適していると思います。
コンパスはステッドラー製のコンパスセットで学生の頃から使っています。かれこれ35年以上になりますがまだまだ現役です。部品の欠品もありません。
自作のジグソーテーブルを使って、ざっくりホイールの荒取りをします。ホイールは15㎜厚合板を2枚貼り合わせて作ります。合計4枚を切り出します。
荒取りしたホイールとプーリーです。プーリーはモーターの動力をVベルトでプーリーに伝えてホイールを回します。プーリーは9㎜厚シナ合板を2枚貼り合わせて作ります。
次に荒取りしたホイールを丸くカットします。14インチ約350㎜の大きさを丸くカットするためにテーブルソーを使います。クロスカットスレッドに丸ノコ刃からホイールの半径分のところに釘を打ちホイールの中心を決めます。
先ほどの釘の位置に荒取りした板側のホイール中心に釘で留めます。丸ノコ刃からはみ出たところを丸ノコで順次カットしていきます。最初は切るところが大きいので多角形になるようにカットします。だんだん角が取れていき円に近付いてきます。
角が取れてくると板を回しながら丸ノコ刃でカットして丸く仕上げていきます。だんだん丸くなっていくので楽しい加工です。
全て丸くできました。後でさらに仕上げ加工するために少し円周を削ります。そのため、今の段階では少し大きめに作成しています。
ボンドを満遍なく塗ってホイールの板を貼り合わせます。
クランプで固定します。持っているクランプの数が少ないので総動員です。万力など使えそうなものも載せて乾くのを待ちます。