【道具・工具】【電動工具】自作バンドソー、欲しかったバンドソーの自作に着手

道具・工具

 バンドソーというのは、写真のような電動工具です。バンドソーとは、帯状にした鋸刃を回転させて、木材や金属などを切断する工具です。コンターマシンとも言います。鋸刃を一方向に回転させるため、切断面が滑らかになります。また、木材など被削材がバタつくことなく安定して切削することができます。さらにバンドソーは直線切りや曲線切りができるので用途が広く便利な工具です。ただ、閉じた帯状の鋸刃のため、板に穴を開けるような切削はできません。
 筐体が大きい割に比較的安価に購入できるのも魅力です。

DSMで設計したバンドソー

 だけど、自分で作ってみようと思います。今回は、とことん設計してから作ります。長年欲しいと思っていた工具なので、いつまでも使いたいお気に入りの道具にしようと思います。
今回もDesignSpark Mechanical(DSM)を使って設計しました。
欲しいと思っているスペックは以下です。
 切削可能高さ:300㎜
 フトコロ深さ:300㎜
そのサイズに見合った切削能力
 モーター容量:0.4kw~0.75kw(約1馬力)

チルトテーブルも装備

 あとは、切削のバリエーションを増やしたいのでチルトテーブルを装備しました。テーブルを最大45度まで傾けられるようになります。
チルトテーブルの設計は、時間がかかりました。テーブルを傾ける仕組みの設計と、傾けたときにテーブルが他の箇所とぶつからないように形状を何か所も変更しました。3D CADでモデル化すると、こういった干渉する箇所がわかるので非常に便利です。

カバーを開いた状態

 帯状の鋸刃を自転車のチェーンのように上下のホイールに張ります。ホイールを回転させることで鋸刃が一方向に動く仕組みです。
 カバーもつけて、切削くずが飛び散らないようにしました。また、カバーは帯状の鋸刃が切れて飛んでこないように防護壁としての安全上の役割もあります。
 300×300㎜のサイズを確保するには、ホイールは14インチ(1インチは25.4㎜なので、355.6㎜)の大きさになります。

細部まで設計

 設計すると何がよいかというと、行き当たりばったりにならずに無駄がなくなる点です。特にこれだけの大物になると、部品点数が多く、材料もたくさん必要になり、失敗すると手戻りの損失が大きいです。
 とはいっても、絵にかいた餅通りになるとも限りませんが、やり直しは減ると思います。
今回の設計では、3週間、延べ40時間ほどかかったと思います。

 設計が完了したので、必要な部材をネット通販で発注しました。
写真は、バンドソーの替刃です。一番大事な帯状の鋸刃です。そのまま使える輪っかになった鋸刃が欲しかったのですが、自作のサイズに合ったものが見つかりませんでした。
 そこで、30mの帯状の鋸刃を購入しました。これは必要なサイズにカットして、両端をつなげて輪っかにします。両端をつなげるには、溶接かロウ付けでつなげます。これは未体験の技なのでバンドソーが出来上がるまでに身につける必要があります。
今後も製作過程を連載したいと思います。

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