我が家は2匹の猫と一緒に暮らしています。猫がさり気に障子に手をかけると、鋭利な爪で穴が開きます。穴が開いてしまうと穴が気になる猫はさらに穴をほじって、大きくなり破れてしまいます。
そういうことがあり、障子をリフォームすることにしました。
障子のリフォームで良い案がないかネットを検索していた時に見つけたのがこれ。
カーテン屋さんのアウトレット「ミラーレース de 障子」
サイズは我が家の障子サイズ(90×200㎝)にピッタリ、値段もお手頃だったので購入してみました。
まあ、簡単に言うとレースの特性ですね。
障子紙剥がし
早速、張り替えに取り掛かります。
障子の張り替え自体は何度もやっているので手早いです。
なお、障子の張り替えについては、最後にリンクを貼っていますので参考にしてください。
霧吹きで障子を濡らし、のりを溶かします。
こんな感じ。しばらく置いて剥がれやすくします。
隅から障子紙を剥がします。
ゆっくり、破れないように剥がしていきます。
障子紙を剥がした後に桟を布巾で清掃します。2年ぶりに剥がしたので結構汚れていました。
もう一枚の障子も同じように剥がします。剥がしている間に最初の障子は乾かしておきます。
2枚の障子紙を剥がして、清掃まで1時間(写真撮影込み)です。
レース貼り
さて、レース貼りに取り掛かります。
両面テープは桟に貼っていきますが、我が家の障子は桟が多いので、必要な長さを計算しておきます。足らない場合は間引きが必要になります。
障子一枚当たり:
総長さ:185㎝×3本+85㎝×18本=2085㎝
85㎝不足します。つまり横の桟1本分が不足します。真ん中あたりの桟を間引くことにします。
両面テープを貼り終えたところです。1本分足らなかったのですが、幸い家に5㎜幅の両面テープがあったので補うことができました。
両面テープのはくり紙を剥がしました。はくり紙の最初の取っ掛かりがなかなか剥がれないので手間取りましたが、妻が手伝ってくれました。
いよいよレースを貼りつけます。ここでも妻に反対側を持ってもらい、張りながら載せることができました。
コツは真ん中の縦の桟にレースを貼り付けた後、縦の端の桟にレースを張りながら貼り付けていくと綺麗に張ることができます。レースを引っ張るとダメで張る程度がちょうどいいです。
レースを貼った後に竹ヘラを滑らせて端を押えていきます。誤ってヘラを桟上以外ところを押えてしまわないこと。レースが弛んだり、歪んだりしてしまい修復が難しくなります。
最後に余ったレースをカットします。
写真のような、よく切れる刃が丸くなったカッターで切っていきます。先が鋭利なカッターの場合、柔らかいレースをうまく切れないと思います。
押え板でレースを押えて適度な力でカットしていきます。切れずに細い糸が残る場合は無理せず裁ち鋏で切るのがよいです。
すべての端のレースを切り終えました。
切り口はまあまあといったところです。
拡大するとこんな感じ。すこし毛羽だったところもありました。
レース貼りの所要時間は1時間45分でした。
張り替えた障子を建付けました。中からは外が結構見えます。外が明るいときは、外からは反射して見えないのですが、外が暗くなると部屋の中が見えてしまいます。タイトルに「失敗!?」というのは、作業が失敗ではなく、この商品を選んだのが失敗かなと思ったことです。
左のデザインのれんをもう一枚使ってとりあえず併用しようかな、と思っています。
障子の張り替えは以下のリンクを参照してください。