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スライド丸ノコを運びやすくするためにベース部に指を入れる窪みを作っています。作成時も何度となく移動させるためにその窪みを使って運びました。運ぶ時についベースを傾けてしまうのでスライド部が勢いよくスライドし、ストマックに丸ノコパンチを受けてしまいます。その度に「ウっ!」となってしまいます。
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丸ノコパンチを食らわないように、スライドロックを取り付けることにしました。アルミのL字アングルがあったのでそれを使ってスライドロック金具を作成しました。
ネジで留めて、L字の短いところを摘まんで90度回すことでスライド部をロック/アンロックできるようにします。
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スライドロック金具は90度回してロックできるようにしますが、金具を受ける部分がないのでそのままでは180度回ってしまいロックが外れてしまいます。そこで、スライドレールの先端にロック金具を受ける爪(鉄片)を溶接で付けることにしました。久しぶりの溶接です。
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レール側は薄い鉄なので素早く溶接しないとレールが溶けて穴が開いてしまいます。また、爪は小さな鉄片なので溶接部が小さく難しかったです。きれいではないですが何とか溶接できました。材料が鉄で小さな箇所の接合は溶接に限りますね。
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スラッグを落とし、グラインダーで研磨して爪を成形しました。使う時は裏側になるので目立ちません。
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爪付きスライドレールを元に戻し、スライドロック金具を取り付けました。ちょうど爪の部分で金具が止まっているのがわかります。
スライド丸ノコを使わないときは、このようにロックをかけておきます。ロックしておけば運搬時に、不意にスライドが動くことがなくなり安全です。
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スライドロック金具の形状は、少し工夫しています。アンロック状態(90度回転)にしたときもはみ出さないような形状とネジ位置にしています。ロック時も前述の写真の通り、はみ出しません。スライド丸ノコを使用しているときも不意に何かに引っ掛からないようにしました。
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次に丸ノコの電源ケーブルの収納を作ります。元々の丸ノコは手に持って作業をするため、取り回しが利くように電源ケーブルが2mもあります。据え置きで使用するスライド丸ノコでは、その電源ケーブルがむしろ邪魔になる時が多いです。そこで、電源ケーブルを収納できるようにします。まず、スライド丸ノコの後ろ側に壁板をつけました。これは切りくずが後ろに飛ばないようにするためのフェンスです。そのフェンスの後ろに電源ケーブルを巻き付けられるようにします。フェンスに巻き付ける腕を2本付けました。
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巻いた電源ケーブルが解れないように押さえ板をつけました。
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電源ケーブルを巻き付けて収納したところです。結構大きめに作ったつもりですがちょうどでした。あと、右肩にフックもつけました。丸ノコをスライドさせるとケーブルが舞うので、それを押さえるためにフックをつけました。また、巻き取り時に巻き取りやすいように導入としての役目も果たしています。
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コンパクトに作ったスライド丸ノコですが、それでもそこそこの大きさがあります。これをどこに置くかを考えました。手狭な工房なので置き場所は重要です。
周りを眺めるとボール盤の下にスペースがありました。ボール盤は万能作業台(ワークベンチ)に載せているのですが、そのワークベンチの足元に置けそうです。
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この空間です。なんかスライド丸ノコのサイズにぴったりの空間です。ここに置いてくれと言わんばかりです。板を渡せば棚の出来上がりです。
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板を渡せばよいですが、スライド丸ノコは結構な重さがあるので棚がズレて落ちないようにストッパーをつけることにしました。ストッパーを内側に嵌めておけば、棚板がズレません。
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作成した棚板がうまい具合に嵌りました。
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誂えたようなスライド丸ノコ専用の棚ができ、収納できました。使いたいときにすぐに取り出せていけそうです。
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ワークベンチの上にボール盤、中央にボール盤テーブル、右にトリマーテーブル、左にサイクロン集塵器、下にドリル刃などを入れる引き出し、その下にスライド丸ノコとまるでトランスフォーマーみたいな出で立ちです。
このワークベンチの最大荷重は100KGなので大丈夫ですが、これ以上は載せないようにしようと思います。