【工房製作】外壁塗装のために解体した工房を再築しました。#2

工房制作

 先週に続き、工房を再築します。今回は、工房の外壁の一部と工房内部を再築します。

残りの工房外壁の再築

 先週の休日でできなかった工房外壁の残りを再築します。

 この部分です。隙間の奥にある細長い外壁です。母屋の雨戸もあって作業がやりづらいです。
外壁の下部の透湿防水シートが剥がれているので、まずはシートを張ります。

 僅かに残っていた透湿防水シートです。1mもありませんが何とか間に合いそうです。ホームセンターでも切り売りはしておらず、50m単位で5,000円弱します。そんなにいらんし~。ホームセンターではお安く切り売りしてほしいな~。
シートを張った写真を撮っていませんでした。(涙)

 元々は板張りでしたが、今回はポリカ波板にします。なんと言っても費用が安く、手間もかからずそれでいて、対候性が優れています。いいこと尽くめです。
 まずは、隙間の形通りにマスキングテープでマーキングします。この通りに切っていけば間違いないです。

 マスキングテープの張る面を間違ってしまいました。マスキングテープを張った面はつるつるでカッターの刃が滑りそうです。ざらざらの反対の面から切ることにしました。
 薄いポリカ波板は、カッターやハサミで簡単に切ることができます。ハサミで切る場合も事前にカッターで溝を入れておくと切りやすいです。
まずはカッターで溝を入れます。

 波板用のハサミもありますが、普通の万能ハサミで切ることができます。ハサミの根元で切るようにします。溝を付けておくと、ハサミの刃を入れるとスッと溝に沿ってさけるように切れます。

 ポリカ波板を張り終えたところです。幅狭いですが高さが2400㎜を超え、部分的に幅も655㎜を超えるため、ホームセンターで購入できる最大の8尺(2,420㎜×655㎜)でも足りません。どうしても2枚必要でした。余らせても使い道がないのでほとんど2枚重ねになりました。
 2枚重ねでよかった点は、透湿防水シートの青文字が透けずに済んだところです。

 2枚重ねにできない部分は、裏面に黒で塗装しました。

 波板と母屋の境目はどうしても隙間ができるので、パテで埋めました。余っていたクーラーの配管用のパテを使いました。

 隅部は入隅(いりすみ)の役物を取り付けて仕舞いました。
入隅とは、壁や板などの2つの面が出会うところの内側のへこんだ部分、またはその稜線のこと対語として、反対に出っ張った角のことは「出隅」(ですみ)と言います。 

 工房の外側はこれで完成です。波板はどうしてもチープに見えがちですが、想像以上の見映えでよかったです。

工房内作業エリアの復元

 工房の外側は完了したので、安心して工房内の作業エリアを復元することができます。

 最初は、サイクロン集塵システムを復元します。工房内を効率よく活用するため集塵機は高所に設置しています。サイクロン集塵システムでは、吸い込んだゴミや粉じんは、このタンクに溜らないので、高所に設置できます。

 集塵機の次は、有孔ボードを復元しました。これで壁面収納していた工具類を戻せます。

 次に、大物のボール盤&トリマーテーブルシステムの復元です。これは重たかった。ボール盤本体だけで34Kgあります。このボール盤を高さ80㎝の作業台に載せる必要があります。一度トライしましたがダメでした。そこでサル知恵、作業台の横に高さ60㎝の作業椅子を置いて、そこに一旦載せてからプラス20㎝の作業台に載せることができました。
腰に悪いので二人作業をしましょう。

 次は、溶接作業場の復元です。これはすんなり元に戻せました。

 今度は壁面収納類を復元しました。これは、どうだったかなあと記憶を辿りましたがあやふやでした。
そんなときは、過去ブログを見れば解決!
これに限らず、色んなときに過去ブログを見て助かってます。ブログは人の為ならずってか?(笑)

この壁面収納も過去ブログを見ながら、フックを付けていきました。

 今日の最後は、バンドソーの復元です。キャスター付きスタンドに載せてあるので楽々でした。

 後は、ディスクサンダーとベルトサンダーがありますが、これをそのまま復元すると急に工房内が狭くなってしまいます。今の状態は、工房内の導線がよく、動きやすいです。この導線を維持できるように置き方を考えたいと思います。そのまま復元するとバンドソーの手前にベルトサンダー、その横にディスクサンダーが来ます。これを垂直方向つまりエレベーター方式で2つを置けないか思案しています。

まとめ

 外壁塗装のために解体した工房を再築しています。工房の外側が完成して、内側の作業エリア(サイクロン集塵システム、ボール盤・トリマーテーブルシステム、溶接作業場、バンドソー)を復元しました。90%のところまで復元しましたが、最後の詰めで今までの工房作業の不便なところが鮮明になりました。解決案が出るまで眠れない日が続きそうです。寝てしまうけど。

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