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タイトルは整理整頓です。ご覧の通り工房は雑然として落ち着いて作業ができません。これは一部で工房全体がこんな感じで恥ずかしくて見せられません。早く整頓したいと思い続けており、今日やっと着手しました。今日の目標は、物置状態となっている折りたたみ式の作業台が折りたためるようにすることです。
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これは、ワイヤープロテクターです。室内でケーブルを壁や床に這わせたときにケーブルを保護し、見た目よくするためのものです。ホームセンターならどこにでも売っているものです。これが今回の主役で、ワイヤプロテクターをワイヤプロテクターとして使わないところがミソです。
これにしようと決めるまでにホームセンターで2時間迷い考え続けました。
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ワイヤープロテクターを88mm(約4インチ)ずつカットします。テーブルソーでカットしました。こういう短い直線のカットはテーブルソーが楽です。プラスチック用のノコ刃でないのであまり刃にはよくないのですが。カットしたものは2つでひと組で使いますので20個(10組)作りました。
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こんな感じになります。
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次に、工房製作で余っていた沢山の1×4の端材を39cmにカットします。これは10枚カットしました。これもテーブルソーで楽々カットです。でもキックバックや回転するノコ刃には気をつけて作業します。
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先ほどカットしたワイヤプロテクターを工房の壁の柱にコーススレッド(25mm)で取り付けます。ちょうど棚板の受けになります。コの字になっているところに1×4の板を差し込みます。
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棚板を取り付けたところです。少し押し広げるように差し込みます。ちょうど板を挟むので棚板としてガタツキがなくなり都合よいです。1×4材の板厚は約19mmあるので、ワイヤプロテクターのコの字の内側幅が18mmのものがよいです。
今回のワイヤプロテクターは、マサル工業製ニュー・エフ3号、ホワイト、条長1mを選択しました。
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棚の全体です。シンプルな出来栄えに悦に入ってます。問題は棚の強度ですが、測ったわけではないですが手でぐっと押すとプラスチックの弾性によるわずかな下げを感じます。でも柔という感じは全くありません。静荷重で20Kgfは余裕かと思います。4インチ幅の棚なのでもともとそんなに重いものを載せることもないのでいけそうです。
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今日は、これだけの棚を取り付け、目標をクリアし、さらにプラスアルファを整頓できました。ただ、今回は作業エリアに散乱していた物を棚に移した程度で、道具の取り出しやすさや仕舞い易さをほとんど考慮していません。唯一、玄翁やハンマーの収納を少し便利にした程度です。
でも工房の作業エリアが広くなり、ストレスが少し軽減されました。
それと棚受けのアイデアには満足しています。
当初は棚受け用のチャネル(棚受けの穴が沢山あいた棒状のもの)と棚受け金具を購入予定でしたが、チャネルが182cmで\800/本程度で棚受け金具が1つ\160か\300強もするものしかなく全く予算に合いませんでした。そこから代替案がないか考えた末の結果です。
コストは、ワイヤプロテクタ1本1mが207円で6本(\1,242)購入し、今回は2本使っただけです。その他、25mmコーススレッド1000本入り598円。
1×4材は端材なので追加コストなしです。