【工房製作】部品ケース棚

工房制作
配線処理

 ネジなど小物を整理するために部品ケース棚を設置することにしました。部品ケース棚は、ホームセンターでちょうどいいサイズの部品ケースを購入できました。工房の柱の間に納まる幅のものです。
 設置するところにサービスコンセント用の電源ケーブルが邪魔になってしまったので、板で覆うことにしました。

トリマー加工

 1×4の端材があったので、トリマーで溝を掘って電源ケーブルを覆います。見えないところなのでフリーハンドでトリマしました。

カバー

 電源ケーブルを覆ったところ。綺麗になりましたが立ち壁のケーブルはこのまま。しかたないので部品ケースを少し手前に設置することにしました。

ウッディ風

 部品ケースはプラスティック製で木工房には味気ないので、ウッディ風に周りを板で部品ケースを覆うことにしました。
 4mmの合板が余っていたので、これを部品ケースの側面に貼り付けるように用意しました。部品ケースは3つあるので6枚切り出しました。

一つ目の部品ケース

 一つ目の部品ケースを壁に取り付け、側面には4mmの合板を貼り付け、上面に1×4材を載せました。簡単ですがいい感じになりました。

二つ目の部品ケース

 同様に二つ目の部品ケースを一つ目の部品ケースの上に載せて取り付けました。側面と上面に板を取り付けて二つ目完成。

三つ目の部品ケース

 さらに、三つ目の部品ケースを載せて、上面と側面に板をつけて完成。板を載せたり、貼り付けただけなので簡単なのですが、ちょっとした調整が必要です。
 プラスチック製品は、金型で射出成型して作るため、金型からプラスチック製品を抜き取れるように、製品の形状に抜き勾配をつけます。簡単にいうと、プラスチックのコップは、コップの口から底に行くにしたがって細くなるような形状にします。
 同じように部品ケースも手前から奥に行くにつれて勾配がついています。さらに手前の部分は強度を確保するためフランジが付いています。簡単にいうと段差と勾配が付いているということ。
 だから、板を置こうとすると段差が邪魔になり、勾配のため水平にならないという問題があるので、板のエッジを落としたりと調整が必要でした。

天板の面取り加工

 最後に、上板の角をヒョウタン面ビットを使って、面取り加工して完成です。
これだけ引出しがついているので、ネジなど小物を整理できそうです。(追記:2020年5月時点、これら部品ケースにボルト、ねじなど小物部品を今も活用しています。引き出しが足らない状態です。)

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