駐車場の脇にある土の部分から草がいつも生えていて、スッキリしません。一度、「固まる土」を使って防草対策した際は効果がありましたが、すぐに風化してひび割れたところから草が生えてきて、さらに風化が進みもとに戻ってしまいました。
「固まる土」というのは、防草したいところに「固まる土」を撒いて、ジョウロで水をかけて固める事ができるものです。「固まる土」は、カラーバリエーションもあり、庭に合わせることもできお手軽です。
困った草たち
これは夏の駐車場脇の土の部分です。草が茫々に生えています。刈っても刈っても生えてきます。
草たちには罪はないのですが困っています。
防草シートと砂利で雑草対策
ということで、今回は防草シートを敷いて、その上に砂利を撒いて対策します。
駐車場脇の整地
駐車場脇の部分を掘り起こします。冬になり草も大半が枯れて作業が捗ります。掘り起こしには唐鍬(とうぐわ)という道具を使って行いました。ザクザク掘ることができるので一家に1ついかがでしょうか?
こんな感じに掘り起こしていきます。土の板片みたいなものが、固まる土の破片です。固まる土の処分もやっかいです。
掘り起こし整地したところです。深さ5㎝程度ですが、バケツで10杯弱ぐらいの土が出てきました。
土は、振るいにかけて砂利や固まる土片に分別しました。振るいにかけた土は庭の生垣に撒いて処理しましたが、砂利や固まる土片は土嚢袋にまとめました。4袋できました。土嚢はどこかのタイミングで産廃処理しようと思います。
防草シートの敷設
防草シート押えは50組のものを購入しました。プラスチック円盤にU字の針金を通して、防草シートを押さえます。U字針金は長さ20㎝あります。深くまで刺すことができます。
こんな感じで防草シートを押さえていきます。
コンクリートの隙間なので土が浅く、20㎝の深さに刺すことができませんでした。
そこで、U字針金を半分の10㎝にカットして使いました。
U字針金は3㎜径ぐらいあるので、ペンチやニッパーでカットするにはものすごく力が要ります。
写真のようなワイヤークリッパー(ミニ)を使ってカットしました。それでもそこそこ力が必要でした。35本のU字針金を使いましたので計70回カットしたことになります。ふぅ~。
駐車場脇は6mほどあり、何とか在庫の防草シートで賄うことができました。1日目の作業はここまでです。1日目の作業時間は4時間でした。
他に駐車場を跨いだ溝が2本あり、その部分も処置します。
2日目です。この間、1週間の間がありました。
ここが駐車場を跨いだ幅10㎝程の溝部分です。
ここも掘り起こしました。この溝だけでもこれだけの土が出てきました。
こちらを含めて2本の溝を整地しました。
ホームセンターで調達した防草シートです。幅1m、長さ50mで耐久性が約8年のものです。
他に耐久性が2~3年や5年ものがありましたが長い方がよいと思い8年ものを購入しました。
こんな感じで、溝の両縁に余裕を持たせるような幅で防草シートをカットして、仮配置していきました。
シートとシートの重なり部分に防草シート押えを刺していきました。
溝の片側(写真上側)に防草シートの端を合わせて、押さえで留めていきます。反対側(写真下側)の端を余らせて、最後に余った部分をハサミで切っていけば効率がよいです。
幅10㎝溝に防草シートを敷いたところです。余った端も切りそろえました。
防草シートと一緒に購入した砂利です。
10Kg入り12袋購入しました。
色はピンクを選択しました。2軒ほどホームセンターを巡り決めました。
駐車場脇のフェンス下のブロックの赤系色に合わせるようにピンク系にしました。
粒の大きさは10㎜~25㎜を選択しました。実際には~35㎜程度はあります。
比較的大きめを選んだのは、駐車場から砂利が流れ出ないようにしたいためです。
砂利を撒き終えたところです。下準備を終えて砂利を撒くときは、なんかワクワクしますね。
砂利がこぼれないように溝上面と擦り切れになるように砂利を敷きました。
砂利12袋がシンデレラフィットが如く少なくも多くもなく収まりました。ニコッ!
手前が濡れたときの砂利の色です。奥が乾いたときの砂利の色です。
濡れるとだいぶ赤みを帯びて、変化を楽しめそうです。2日目の作業時間は3時間でした。
これで来年の草刈りはなくなるかな?
今回の材料費と作業時間
今回掛かった材料費の一覧です。作業時間は7時間でした。
No. | 材料 | 費用 | 備考 |
---|---|---|---|
1 | 防草シート(1x50m) | ¥7,980 | 実使用長さ3m、実費は¥479 |
2 | 防草シート押え(50組) | ¥2,800 | 実使用35本、実費は¥1,960 |
3 | 砂利(10㎏x12袋) | ¥6,336 | 色:ピンク |
4 | 合計 | ¥17,116 |