スライドレールの取り付け
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束にスライドレール(固定部)を取り付けます。取付位置は、束の底辺に合わせます。そこで、直角定規2つをジグにしてレールの位置を合わせてネジ留めします。
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スライドレール(固定部)を取り付けたら引出し側のスライドレール(可動部)を取り付けます。引出し側も底につけるので、束と引出しを平らなところに置いて位置決めしネジ留めします。ネジは両端の2点で仮留めし、最終的には中央もネジ留めの3点留めにします。
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反対側もスライドレールを取り付けたところです。これを3組分同じように取り付けます。
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レールの取り付けが終わり、束の塗装をします。カットした木口にゴールデンオークのニスを塗り込み表面処理します。本当は先に塗装しておけば、レールをマスキングする必要なかったのですが、乾くまで次の作業ができなくなるのを避けたく、手順を入れ替えました。
引出し化粧板の作成
3Dモデルに戻って、化粧板の手がかりの部分をデザインします。
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手がかりの幅は100㎜、指の入る奥行は16㎜を確保、第一関節が入る25㎜程度に彫り込むことにしました。あとは全体にアールを付けて柔らかいタッチにしました。
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デザインができたので引出し化粧板の作成です。手がかりの部分を自作のトリマーテーブルを使って彫り込みます。
トリマーテーブルフェンスを25㎜後方にして、直角定規をジグとして左右45㎜を離し、トリマービットΦ10刃厚分と合わせて100㎜だけ化粧板を動かせるようにします。
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ビットの刃を5㎜ずつ3回に分けて16㎜を彫り込みました。ジグを使うことで容易にして安全に寸法通りの作業ができます。
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手がかり部分の角をヤスリを使ってデザインに仕上げていきます。
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次にトリマーテーブルのビットをボーズ面ビットに変更して、化粧板の角を丸めます。
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最後にゴールデンオークで塗装して完成です。
2回塗り(#240ペーパーかけ→塗り→#1000ペーパーかけ→塗り)して完成です。
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今日は天気も良く、昼過ぎには乾きました。
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裏側です。手がかりはすべて同じ寸法ですが、ずいぶん大きさが違うように見えます。(笑)
化粧板の取り付け
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乾かしている間に化粧板を取り付ける準備をしておきました。
引出しの前板に下穴(貫通穴)を4か所、開けます。下穴は端から50㎜、下から30㎜、上から20㎜の位置に開けました。
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こんな感じです。面取りもしておきます。
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化粧板を引出し前板に取り付けたところです。32㎜のコーススレッドで留めました。
引出しの化粧板を取り付けるときは、引出しの隣同士や引出しと天板との隙間が一定になるように2~3㎜厚程度の板を噛まして取り付けます。
その時の写真を撮り忘れてしまいました。
学習机を製作したときの引出し作成が参考になります。
コメント
引き出しの前板(鏡板の下地)が勝っているのは間違いです。側板が勝ちでなければなりません。
(省略)
コメントありがとうございます。
ご指摘について引出し投稿時に気づいておりましたが
これをきっかけに修正しました。修正の投稿をしましたので
ご覧くださいませ。
DIYについてこれからも学びつつ励んでいきたいと思います。
以上、今後ともよろしくお願いします。