最後にホイールのバランスを取ります。ホイールをシャフトの取り付けてフリーにすると自然に回りだし、重たいところが下になって止まります。その真上が軽いので、真上の部分に重りをつけてやります。鉛の板を貼り付けてバランスをとります。もう一度フリーにしても重たいところが下に行く場合は、重りを増やします。重りが重すぎると重り側が下に行くので、その時は重りを減らします。これを繰り返して、フリーにしても回りださなければバランス取り完了です。
バランス取りができていれば、どこでホイールをフリーにしても、回りだしません。最後に鉛板をネジ留めします。高速でホイールが回転すると貼っただけの鉛は遠心力で弾丸のように吹っ飛びます。ネジの重さも考慮してバランス取りが必要です。
参考ですが、今回は重りをつけてバランス取りしましたが、反対に重い側に穴を開けて軽くしてバランスを取る方法もあります。ホイールに穴を開けるのに自分は抵抗があったので重りをつける方法を採用しています。
次にチューブをつけます。通販で14インチの自転車チューブを購入しました。14インチはニーズが少ないのか割高でした。元々買うつもりはなく、使っていない折り畳み自転車のタイヤがパンクしており、そのチューブが使えると思っていましたが、よく確認すると16インチでした。ぱっと見は、どう見ても同じ大きさに見えるのですが、錯覚なのでしょう。
チューブの虫の部分から割いて、広げたところです。チューブの内側は粉っぽいものが付着していたり、表面も粉っぽいので洗おうと思います。
家庭用中性洗剤でチューブを丁寧に洗浄です。
洗浄したチューブをホイールに嵌めます。サイズ通りなので、ぴったり嵌りました。ちょっと、ぴったりすぎるぐらいで、もう少しきついぐらいがよかったかなと思います。高速で回転すると遠心力でチューブが膨らむかもしれません。
ホイールの完成です。