ビット交換や高さ調整が簡単にできるようにリフターを追加しました。
3Dモデルのコンパクトトリマーテーブルにリフターを設計して、追加したモデルです。これを自作していきます。
リフターの仕組みがわかるようにリフターの部分だけにした動画を作成してみました。
リフター本体の製作
リフター製作にあたり各部の名称と立体図を示します。立体図と後述の内容を見比べることで作成している箇所がわかると思います。
リフター本体の作成です。本体の上部のU字加工はいつものように穴を明けて、ジグソーテーブルでカットします。下部は本体寸法の板になります。
リフター本体を昇降させるため、昇降ネジの受けを作成します。昇降ネジ受けは鬼目ナットにします。本体に対して昇降ネジが垂直になる必要があるため、上部と下部を重ね合わせて鬼目ナットを取り付ける穴を明けます。
上部、下部を両面テープで貼り合わせて、ボール盤で穴を明けます。これで、上部、下部の昇降ネジの軸が一致します。
M8鬼目ナットを六角レンチで取り付けます。
リフター本体の上部と下部をつなぐスペーサーを作成します。4つとも同じ寸法です。
スペーサーを本体と合わせて固定するネジ穴の罫書をしておきます。
罫書したところを穴明と座繰りをします。
リフター本体とスペーサーをネジ留めします。
リフターを安定して昇降できるようにガイドレールを取り付けます。そのガイドレールに沿ってリフター本体が動くように本体にガイドレールの溝を加工します。この加工はいつもの短冊切りで行います。