パソコンで作業をしているときに音楽を聴きたいと思うでしょう。イヤホンで聴くと耳が痛くなったり、音が直接すぎてあまり好きではないです。大学時代に買ったオーディオ・スピーカーを実家から持ち帰ったのをきっかけに、このスピーカーで聴きたいと思いが強くなりました。
ONKYO DB-1 DeltaBoy 最大入力 100W、インピーダンス 6Ω、10㎝フルレンジスピーカーというスペックです。特徴は、三角柱の形をしており、横置き縦置きの自由レイアウトが可能な点と2個の10㎝スピーカーユニットを互いに最大120°まで角度を変更できる点です。
こんな感じにスピーカーユニットの角度を変更でき、この自由なレイアウトに惹かれて購入したのを今でも覚えています。お店に行くまではブックシェルフ型3ウェイや2ウェイが欲しいと思っていましたが、改めてその大きさを見ると無理と思い、目に留まったのがこのDB-1でした。あれからもう40年になろうとしていますが、処分せずに残っているのはこの特徴のおかげだと思います。
ちなみに「ONKYO DB-1」で検索しても3件しか引っかからなかったです。ブログに掲載した写真はある意味貴重な情報になるかもと思いました。
さて、このスピーカーの配線は見ての通り、アナログINPUTの端子です。普通のパソコンやノートPCにはつながりません。
パソコンの音源出力は、ミニジャック、USBの2つ、スマホならBluetoothがあるので、この3種類とつなげられ、出力にアナログOUTPUTの端子が付いたアンプが欲しいです。また、最大入力100Wのスピーカーでは、安定動作入力は50W程度になるので、出力容量としては30W~50W程度のものが欲しいです。最後にサイズは、デスク上に設置して邪魔にならず大きくても5インチベイ程度です。
さて、要求スペックをまとめると以下になります。
項目 | 要求スペック |
---|---|
入力インタフェース | ミニジャック、USB、Bluetooth |
出力インタフェース | ステレオ アナログOUTPUT |
アンプ出力 | 30~50W |
最大サイズ | 152×41×150㎜ |
これをもとにネット通販を漁りました。簡単にいろいろ見つかりました。真空管アンプにも色気が出ましたがレコードを聴くわけではないので思いとどまりました。
このNobsound NS-01G Proのパワーアンプを購入しました。要求スペックだけを満たした実にシンプルなアンプでした。値段も約3600円(税込、送料無料)で安いです。
きれいな化粧箱で届きました。本体よりだいぶ大きな箱ですが、ACアダプターやケーブル類が多数入っているようです。
梱包内容は以下です。
できればケーブル類は白か黒に統一して欲しいです。特にミニプラグケーブルの安っぽい赤だけはやめて欲しかった。白に統一できれば結構いい感じになると思います。
早速、スピーカーと接続します。バナナプラグがあればよいのですが、むき出しでも繋げられます。ACアダプターのプラグを差し込んで裏側は完了。
とりあえず接続完了し、YouTubeでクラッシック「G線上のアリア」を選択して試聴してみました。
手のひらより小さいアンプですがかなりいい音です。シャカシャカ音でない柔らかくて臨場感もあり、お聞かせできないのが残念です。
最後に左右スピーカーのバランスを調整します。Windows11の設定の[システム]>[サウンド]で対象のスピーカーを選択して[プロパティ]を表示します。
画面の左チャンネルと右チャンネルのスライダーを左右に動かしてバランスを調整します。右スピーカーが近いので左スピーカーを心持ち大きくしてモニターの中央から音が聴こえるようにしました。このあたりは自己満です。(笑)
出来上がったPCオーディオ環境です。場所も取らず、大きなボリュームで操作しやすいです。満足度高いです。
あと、ちょっと手を入れたいこと。
【Postscript】
これが2021年最後の投稿です。毎週1回の投稿を心がけていましたが何度も穴をあけてしまいました。投稿を書いていると「この用語の意味は?」、「これはどいういうこと?」が気になると調べてしまい、どんどん脇道にそれていくこともしばしば。このアンプも12月13日には手に入れたのですが脇道に迷い込み、とうとう今年最終日になってしまいました。
この調べているときは結構楽しいです。知らないことがわかると「なるほど」と満足感が得られます。それもWebのお陰で実に手軽に調べられます。飽き性ですが満足感が得られるうちは続きそうです。ではでは。
良い年をお迎えください。