我が家の換気扇はビルトインのシロッコファンタイプのものです。
まずは換気扇のシロッコファンを取り出し、清掃しました。写真は清掃後の写真です。今回はワイドマジックリン強力つけおき洗浄を使いました。これは、思った以上に簡単でした。
まず、バケツにシロッコファンを置き、粉洗剤(マジックリン)をカップ半分を入れ、熱湯でつけおきしました。みるみるうちに油が茶色くなり油汚れが落ち出しました。
長年使っているので多少錆びが出ていますが、油汚れはきれいに落ちました。羽の内側が特に油汚れが激しいので、つけおき後割りばしの先を削ったもので斫るよう擦るとスルっと取れます。ただ、羽の枚数が多いのが邪魔くさいですが。根気よくやるだけです。
今回は、シロッコファンの本体も清掃することにしました。換気扇からシロッコファンの本体を取り外したところです。ネジを5個外せば取り出せます。このときは、まだこの程度の汚れかと思っていましたがちょっとえぐかったです。
シロッコファン本体からモーターを取り外します。ネジ4個外せば取り外せます。モーターも汚れていますね。
シロッコファン本体の内側です。結構、油汚れが激しいです。しかしもっとすごいのは、シロッコファン本体下部のあたりに真っ黒な油が1.5㎝程溜まっていたことです。それを知らずに油をふき取ろう手を突っ込んで、手が油まみれになってしまいました。仕方なく、その手で溜まっている油をかき出しました。
シンクに大きいビニル袋を入れて、その中にシロッコファン本体を入れ、洗剤をカップ一杯を入れ、熱湯は無理なのでお湯を注ぎつけおきです。
が、お湯を入れていくとシロッコファン本体の角で穴が開いてしまい、3分の1ぐらいの深さしかつけおきできず、完全つけおきは断念しました。
仕方ないので、シロッコファン本体の内側にお湯を注ぎ、溜められる分だけつけおきし、少しずつ向きを変えながら、つけおきを繰り返していきました。
今回の洗剤はよく落ちるので、根気よく油汚れを落としていきました。活躍したのが、もんじゃ焼きの小さいな金属ヘラです。このヘラで浮いた油汚れを剥がしていきます。それでも汚れが残るので、愛用しているメラミンスポンジに液体マジックリンをつけて磨いていきます。メラミンスポンジの良いところは、吸着した汚れがスポンジとともに消しゴムのようにカスとして出て、汚れが移らない点です。
シロッコファン本体の排気口付近から見たところ、油汚れが取れています。
本体が終わったので、次にモーターの清掃です。モーターには水を使えないので、ヘラで汚れを削り取ります。
油汚れを削り取り、メラミンスポンジで磨きました。モーターシャフトもネジが見えるようになりました。
本体の排気口のフランジ部分は空気が漏れないようにゴム見たいなものが付いていましたが、ボロボロになっていましたので取り除きました。このままでは空気が漏れてしまうので、ゴムスポを貼り付けます。
工房にあった粘着付きゴムスポ(スポンジのようなゴム)をつけます。
ゴムスポを帯状に切って貼り付けました。
清掃後のシロッコファン本体を換気扇に取り付けました。モーターの電源コネクタを元のところに接続して、モーターが回ることを確認して完了です。
シロッコファンをつけて、フィルターを取り付け、換気扇の外装を清掃して終わり。
今回の換気扇清掃で活躍した道具たちです。
・セスキ
グリル周りの油汚れに最強
・マジックリン
万能キッチン周りの洗剤
・メラミンスポンジ
お気に入りの最強スポンジ
・もんじゃ焼きヘラ
狭い所のこびり付いた汚れ落としに最適