日々、ブログの更新、ブログの再構成をしてサイト運営をしていると、ブログ内で関連する投稿のリンクが切れてしまい、404エラーになってしまうことがあります。
404エラーになるとこんな画面になってしまいます。(T_T)
404エラーとは、存在しないページにアクセスしようとした時に起こるエラーです。つまり、ブラウザで表示すべき画面がない状態になります。こういうときは、閲覧しているユーザーとしてはがっかりしたり、イラッ!としたりしますね。
サイト運営している側としては、不快な思いにならないようにリンク切れ(404エラー)を発生させないように注意していますが、人がやることなのでミスしてしまいます。m(_ _)m
また、投稿数が多くなってくるとミスしても気付かないことがあります。
Webで紹介されているリンク切れチェックツール
そこで、こういう時に役に立つツールがあります。機械的にサイトのリンク切れを一括チェックしてくれるチェックツールです。
多くのWebサイトで紹介されているチェックツールからズバリこれ!「ズバこれ!」を紹介したいと思います。
よくWebで紹介されているリンク切れチェックツールは以下のようなものがあります。
※2022/9/24時点、アクセスできなくなっていますので一旦リンクを解除しました。
上記の1~3のツールはブラウザ上で実行できるもので、インストールする必要がないものです。
それぞれのツールのホームページ上でチェックしたいURLを入力すると、リンク切れを一括チェックしてくれるツールです。
4つ目の「Broken Link Checker」はWordPressのプラグインとして提供されているもので、WordPressで作成しているサイトやブログの場合、WordPressにインストールすることで自分のサイトのリンク切れをチェックしてくれるツールです。
5つ目の「Google Search Console(Google サーチコンソール)」は、Googleが提供するプラットフォームのひとつで、WebサイトをGoogle検索でどのように評価しているかを分析するためのツールです。リンクチェック機能も備えています。
ズバこれ! リンク切れチェックツール
詳細なツールの説明は、他のWebサイトにお任せし、ここではこのサイトで実際に使っていて、簡単で便利なものをズバリ紹介します。
ズバこれ!だったら1つでは?と思いますが、運用上の利点があり2つを選びました。
dead-link-checker.com
1つ目は、「dead-link-checker.com」というリンクチェッカーツールです。dead-link-checker.comのページに行くと、以下の画面になります。
簡単な操作画面です。テキストボックスに確認したいURLを入力して、「チェック」ボタンをクリックするだけです。本サイトのURL「https://miyabee-craft.com」を入力している画面です。
こちらがリンク切れチェックした結果です。チェックに要した時間は3時間半ほどでした。
エラー数が21件とたくさん出ていますね。エラーを確認したところ、エラーだったのは1件だけでした。なぜ、エラーと誤判定するケースがあるかというとリンク先のサーバーの応答が遅かったりするとリンク切れと判定してしまうのではと思います。
このツールのズバこれ!は、「エラー詳細で原因箇所を表示してくれること」です。
エラー詳細を見ると、「https://miyabee-craft.com/blog/2021/02/22/post-2504/」ページにおいて、「https://youtu.be/zRlocDhF_-8」のURLがリンクとして記載されていますが、「https://youtu.be/zRlocDhF_-8」のサイトに到達できないと教えてくれています。
「https://youtu.be/zRlocDhF_-8」はYouTubeの動画のリンクですが、この動画側の設定において、「埋め込みを許可する」のチェックが外れていたことが原因でした。チェックすることでリンクエラーが解消しました。
このようにエラー詳細の原因を調査して、短時間で解決することができました。
これが、単に「https://miyabee-craft.com/blog/2021/02/22/post-2504/」にリンク切れがありますだけだったら、解決に時間がかかってしまいますね。
Broken Link Checker
もう一つのズバこれ!は、WordPressプラグインの「Broken Link Checker」です。
WordPressの管理画面>プラグイン>新規追加から、インストールして、有効化することで使うことができます。世界で70万以上ものインストールがされており、評価の高いプラグインであることがわかります。また、最新のWordPressのバージョンにも互換性チェックがなされており安心して使えます。
先ほどの「dead-link-checker.com」は自分で能動的に実行しないとリンク切れを確認できませんが、こちらの「Broken Link Checker」プラグインは、チェックする時間間隔を設定することでスケジュールしておくことができます。このサイトでは72時間ごとにチェックするようにしています。リンク切れチェックはサーバー側で実行し、時間のかかる処理でサーバーの負荷が少なからずあるため、頻繁に実行しないようにしています。
リンク切れが見つかるとメールで知らせてくれるので、結果を都度確認する必要もありません。知らないうちに確認してくれる点がズバこれ!の推しとしているところです。
まとめ
今回、このサイトで実際に使ってきたリンク切れチェックツールを紹介しました。これからもリンク切れが起こらないようにしていきたいと思います。