
結婚以来23年使っていたお盆が壊れてしまいました。妻の友人からお祝いにいただいたお盆です。使い慣れたお盆に代わるものがなく、修理することにしました。

がたがたになっている壊れた箇所をペーパーとハツリでならします。

取っ手側の壊れた箇所です。継ぎ目のボンド跡やダボが折れた跡で荒れています。

取っ手側の溝部分はΦ6のトリマービットと幅がぴったりです。これで溝をきれいにします。

トリマーテーブルを使って溝を切りなおします。ビットを交換します。リフターを作ったお陰で簡単にビット交換できます。

ビットを交換しリフターで簡単に刃長を調整できます。

トリマーテーブルのフェンスに取っ手を当てて溝を切り直します。

溝を切りなおしてボンド跡がなくなり、きれいになりました。

ダボが折れてしまっているので、作り直しです。まず、取っ手側の折れたダボを取るため、ダボ穴をドリルで開けなおします。Φ5のドリルがぴったりです。

Φ5ドリルで開けなおしました。折れたダボが取れました。

取っ手のダボ穴と本体側のダボ穴の位置を合わせる必要があるので、先ほど開けた取っ手を本体に取り付けて、本体側にも同じ穴を明けました。

ダボ穴を開けなおしたので、次はダボを作り直します。工房にあった細長い棒を使ってダボを作ります。棒は四角いので丸くします。

ボール盤に先ほどの四角い棒を取り付けて、棒を回転させてヤスリがけすることで丸く仕上げます。

ヤスリがけすることで丸くできました。Φ5のダボ穴なのでΦ5.3ほどの丸棒に仕上げます。先は少し細くしてダボ穴に入りやすくしておきます。

すべて揃ったので組立てに取り掛かります。取っ手の溝にボンドをたっぷり注ぎます。

本体側の木口にもボンドをつけます。

取っ手と本体を貼り合わせて、作ったダボにもボンドをたっぷり付けます。

ボンドを付けたダボをダボ穴に押し込みます。

押し込んだダボを少し残して切断し、木槌でダボを加減しながら打ちこみます。

木槌でダボを打ち込み、奥まで入りました。

余ったダボを鋸で切り落とし、ヤスリ掛けして平にならします。

ダボ打ちが終わり組立て完了しました。ボンドが固まるまでクランプで固定します。しばらく休憩。

ボンドも乾き組立て完了。一応、お盆の修理は完了です。ただ、長年愛用していたので塗装が剥げたり、ささくれていたので全体にペーパーがけと再塗装をすることにしました。

#240のぺーパーで全体を磨き、塗装剥がしとささくれを均しました。

ちょうど施術台製作の時に使ったチーク色のニスがあったので、これを使います。元のお盆もチーク色でした。

塗装は2回塗りです。1回目塗装、磨き、2回目塗装で行いました。色、艶ともきれいになり修理完了です。
これからまた10年、20年使えそうです。自分の方が先にくたびれそうです。(笑)