塗装1回目完了したところです。机と同じ透明ニスで仕上げます。棚ということもあり、単純な平面なのでコテ刷毛で一気に塗装できました。
棚板も塗装し終わったところです。2時間以上置いてから裏面を塗っています。天気もよく、良く乾き助かりました。
1回目の塗装が完全に乾いた後に毛羽立ちをペーバー(#200~#240程度)かけで均します。軽くかけます。ごしごしやるとせっかくのニス塗膜が剥がれてしまいます。このペーパーかけはニスの粉塵が舞うので、マスクは必須です。マスクをしないと喉が痛くなります。そして2回目の塗装を行います。
棚受のチャネルは、1800mm(6尺)ありましたから、1本から今回の棚用に2本取れます。薄いスチール材なので手持ち式のグラインダーでざっくり切り落とし、その後で写真の据え置きのグラインダーで寸法出しします。高温になるので革手袋をはめ、火花、鉄粉が飛ぶので顔全体を覆うプラスチック製のマスクを掛けます。合計12本分作ります。
寸法出ししたところです。よく見ると、熱で酸化したのか先端が茶色く変色しています。見た目によくないので、これを落とします。
自動車用のコンパウンドを使って磨きます。
これが磨き終わったところです。磨くといっても、備え付けのスポンジにコンパウンドを少々着けて、軽くたたく様に磨くだけです。写真ではよくわかりにくいですがほとんど茶色い部分は落ちています。
さて、棚受けが加工できました。いよいよ取付です。保護用のビニールをはがし美しいスチール面が現れました。棚受けを溝にはめ込みます。
ピッタシです。溝の深さも問題なく面一(めんいち)になっています。皿ネジで留めて完成です。
2つとも棚受けの取付が終わりました。
棚板を適当に取り付けてみました。棚板(小)が手前の棚として、棚板(大)が全体を棚として使えます。収納物に合わせてレイアウトできます。
棚板を置いて、2段重ねにしたところです。これで完成です。かみさんと子供に納品しました。
こんな感じになりました。