【作品】DIYの楽しみ!自作サンドブラストで自分だけのグラス細工を作ろう #7

作品

 前回のおさらいです。前回は、露光機のタイマーを完成することができました。これで露光機は完成したと思っていましたが、しかしUVライトのスタンドが必要なことに気づきました。(汗)

 まずは完成したUVライトスタンドを使ったタイマー付き露光機の動画です。スタンドの作成過程も紹介しています。

UVライトスタンドの作成

UVライトのスタンドは、簡単なので現物合わせで作成することにします。

 これは、露光機選定時の候補にしていたものです。
これを参考にしたいと思います。
じゃ、最初からこれを買っておけよ!
という声が聞こえそうですが、DIYerは作るのが好きなのです。

 久しぶりの木工です。
 保有品の5.5㎜シナ合板から切り出しました。

 テーブルソーのインサートをアングルカット用のものに交換しました。切り出した板の両端を45度にカットします。

 デジタル角度計を使って丸鋸の角度を調整します。ちょうど45度に設定できました。

 寸法通り切り出した板なので、板の端から45度を切る必要あります。切りすぎると寸法が狂います。まずは、板の端を丸鋸に接するまで引き出します。

 板の上面に差し金を当てて、隙間の間隔を測ります。間隔は5.5㎜でした。45度の角度なので、ちょうど板厚分ですね。1:1:√2の関係です。あと、5.5㎜板を引き出せばよいです。つまり、17㎜です。

 17㎜板を引き出してカットすれば板の端から45度でカットできることになります。
 写真は板を17㎜引き出してカットしたところです。

 4枚の板の両端を45度にカットしたところです。目に見えるほどの誤差なくカットできました。

 この4枚の板にUVライトを置くための出っ張りの板を付けます。同じように両端を45度にカットしています。

 こんな感じです。

 次に1面だけ赤線で引いたような口を開けます。ここからフィルムを入れられるようにします。

 テーブルソーで切れるところは、切ってしまいます。

 残りのところはバンドソーで切りますが、勢いに任せて切ったので波打ってしまいました。あとでヤスリ掛けしておきます。

 出っ張ったところは、4つともボンドで接着しました。

 4枚の板をボンドで接着して、クランプで固定したところです。板同士は直角に接着しないといけないので、L型直角定規を当てて固定しまし。
黒いベルトはマジックテープです。これで外周を固定して、締め付けるためにドライバを差し込んで絞っています。

 ボンドが乾いたところです。

 角も隙間なく板同士を接着できました。

 最後につや消し黒のアクリルスプレーで塗装しました。

 このUVライトをスタンドに被せます。

 きっちり嵌りました。

 UVライトを点灯してみました。入口から現像用のフィルムを入れてUVライトを照射します。これで紫外線を直視しなくてよくなりますし、UVライトの固定を気にせずにすみます。

 ちょっと、タイマーと組み合わせたアニメーションにしてみました。

まとめ

 今回は、UVライトスタンドを作成しました。これで本当にタイマー付き露光機の完成です。
作業時間:5.5時間
追加費用:なし
合計費用:46,251円(変わらず)

 2023年、最後の投稿です。今年は、本投稿を含めて38件の投稿でした。来年もDIYを楽しんでいきたいと思います。よいお年を。

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