軸が曲がってしまい放置していたハンドグラインダーを再利用しようと思います。材料は結束バンドです。
砥石押えナットのロックナットレンチ用の穴を2か所貫通させます。Φ5のドリルがちょうどよいです。
2か所の穴を貫通させました。
貫通させた穴に結束バンドを通して締めます。
ハンドグラインダーのホイルガードは外しておきます。そこに先ほどの結束バンド付き砥石押えナットを締め付けます。
これで基本の改造は完了です。作業時間5分ぐらい。
保有品のトタン板を200×200㎜程度切り出します。
L字型に曲げ加工します。両端は補強と安全のために折り曲げておきます。あと、中央あたりに4つの穴をあけてます。
加工したトタン板をハンドグラインダーに結束バンドで取り付けます。結束バンドが短かったので2本を連結して結束しました。
これで、ブレードから指を保護します。
保護用トタン板の裏側です。右側に見えるのは速度制御用のコントローラです。これは秋月電子のトライアック万能調光器キット(20Aタイプ)を組み込んだコントローラです。
こちらは庭の荒れた芝です。冬に枯れた芝が残って、丈が10cmを超えています。
こちらがハンドグラインダー改造草刈り機で刈った後です。思った以上に刈り取れました。
速度コントローラでは約70%程度の出力でちょうどよかったです。
ご注意:ハンドグラインダーを使用目的外で使用していますので自己責任です。
芝を刈っている時はよいですが、コンクリートなど硬いところに当ててしまうと結束バンドが根元から切れてしまいます。今回は3回切れてしまいましたが、切れてもいくらでも替えがあるので気にならないです。
機会があれば草刈り機に使用するナイロンコードを使ってみたいです。
その他、使ってみて気づいた点は以下です。
①ハンドグラインダーが重いので手が疲れる。
②長い時間使用するため、本体が非常に熱くなる。
上記の対策は以下です。
①は、手押し車のようなところに取り付けて楽にする。今後検討したいと思います。
②は、濡らして絞ったタオルを本体に被せて使用する。モーターが焼き付くことなく効果ありました。