【家アラカルト】DIY! 網戸の張替え

家アラカルト
洗濯機背面の窓の網戸

 洗濯機をリニューアルし、今度乾燥機が来ます。乾燥機が設置されると洗濯機背面にある窓が塞がれてしまうので、今のうちにきれいにしておこうと妻が声を掛けてきました。妻は、窓ガラスの掃除、自分は網戸の掃除を分担することにしました。この際、網戸の張り替えをしようと思い立ちました。工房には以前張り替えたときの張り替えネットが余っていたのでそれが使えそうです。写真は取り外した網戸です。下の方が黒ずんでいます。

網と張り替え用の道具

主な材料、道具類は以下の通り。
・張り替えネット
・網押さえゴム
・網押さえローラー
・鋏、カッター
・マイナスドライバー
・目玉クリップ(大き目、4個程度)
目玉クリップはネットをサッシに固定するのに便利です。サッシに固定できる程度の大きさがよいです。

網押さえゴムの継ぎ目

 最初に網押さえゴムの継ぎ目を見つけます。

マイナスドライバー

 継ぎ目にマイナスドライバーの先端を差し込んでゴムを少し剥がします。

剥がした網押さえゴム

 剥がれたゴムを持ち上げるように引っ張るとぐりぐりと気持ちよく取れていきます。

網押さえゴムの掃除

 今回は、劣化もしていないので網押さえゴムはそのまま再利用します。 新品を購入する場合は予めゴムの太さと色を確認してホムセンで購入します。太さは、3.5㎜、4.5㎜、5.5㎜、6.8㎜ぐらいの種類があり、色は黒色と灰色があります。我が家は4.5㎜の黒でした。
 サッシから取ったゴムを掃除します。洗剤を付けたスポンジなどでゴムを扱きます。結構汚れています。

雑巾で汚れをふき取り

 雑巾で汚れをふき取ります。2,3度扱いてふき取るとよいです。真っ黒です。

ネットを外す

 次にネットを外します。角の部分をマイナスドライバーでほじって剥がし、端から剥がしていくと簡単です。荒っぽくネットを引っ張ってサッシを曲げてしまわないようにします。

サッシの掃除

 ネットを外したら、サッシを掃除します。ネットが無いので掃除がしやすいです。同じくスポンジでサッシを軽く磨いて雑巾で拭けば終わりです。

張り替えネットを裁断

 この網戸は中途半端に大きいので張り替えネットを贅沢に使うしかありません。ざっくりネットを鋏で裁断します。4隅を目玉クリップで押さえると網のクルクル巻き戻りがなく作業が進めやすいです。

ローラーでゴムを溝に嵌めます

 網押さえゴムの端をサッシの溝に沿わせローラーで押し込みながら嵌めていきます。このとき、ゴムを引っ張らずに押し込むのがコツです。知らず知らず引っ張ってしまうのを我慢します。

ローラー部

 ローラー部分は写真ように片側に爪が出ています。爪が出ている側が張りを強くできます。つまりサッシの内側に爪を向けてローラーでゴムをはめ込むとネットの張りが出ます。逆に反対側で内側をローラーで嵌めると張りを弱めることができます。
 最初の1辺、2辺目までは張りは必要ないので爪の無い側を内側にしてゴムを嵌めます。
3辺、4辺目で爪を内側にしてゴムを嵌めると丁度よいです。ここで注意は、ピンと張りたいために手でネットを引っ張りたくなりますが、引っ張らないことです。引っ張ってしまうと張り過ぎになりサッシが内側に反ってしまいます。結果、網戸がサッシに嵌らなかったり、隙間ができたりして建付けが悪くなります。
 そして、一旦ゴムで押さえたところはネットが変形するので、ネットの張り直しができません。

ゴムを嵌めたところ

 すべての辺にゴムを嵌めたところです。慣れるまではピンと張りたい欲求を抑えるのが大変です。

余った部分をカット

 最後に余ったネットをカッターで切ります。カッターの刃は折って新品にしておきます。ゴムとサッシの隙間にカッターの刃を入れてサッシに押しあてるようにネットをカットします。
 切れずにひげのようになったところは鋏で切るのが安全で簡単です。
カッターを使うときは、刃の進む方向に手、指を置かないことです。刃が滑ってざっくり行っちゃいます。こわい、こわい。

張り替え完了

 張り替え完了です。汚れたネットの最初の写真と比べると、きれいになって気持ちいいです。

きれいになりました

 妻が先に窓ガラスをきれいにしてくれていたので、見違えるようにきれいになりました。後は乾燥機が来るのを待つだけです。ビフォーの写真が無くて残念です。

タイトルとURLをコピーしました