【作品】学習机の脇棚製作、加工と組み立て

作品
チャネル用の溝加工

 学習机の横におく棚を製作することになりました。サイズは机にあわせて、高さ73cm、幅32cm、奥行き60cmとしました。高さと奥行きを机にあわせたので、机と棚を並べると机上面を広く使うこともできます。棚は、同じサイズのものを2つ製作し、2段重ねできるようにします。次男が小学生になったら、1つを次男が使う予定です。
棚は簡単なため、図面をフリーハンドで書き寸法を書き込んで、早速ホームセンターで材料を購入し、その場でカットしました。
棚板を支えるためのダボは、ダボ穴方式ではなく、フック式にしました。スチールのチャネルに予めフックが掛けられる穴が一定間隔で開いたものです。
写真は、スチールのチャネルを埋め込むための溝を掘っているところです。溝を掘らなく板の面にチャネルを留めてもよいのですがチャネルの幅分だけ収納能力が低下するのと、デザイン的にスマートでないためです。
ここでも、トリマーが大活躍です。精度も良く早く加工できます。

サンダーによる磨き

 溝加工を終えて、板材全てをサンダーで磨きます。

防塵対策

 トリマー加工やサンダーでは、木塵が喉、肺に入ってしまうので健康によくありません。また、木屑が目に入るのも危険なので、写真のような姿で作業しています。
いままでマスクは20枚500円程度の簡易の使い捨てのものを少し使っていましたが、めがねが曇ったりと使い勝手がよくなかったです。写真のような立派なマスクを購入しました。ものとしては2500円程度のものです。密閉性がよく、息がマスク全面の丸くくぼんだところから排出されるので、めがねが曇ることがありません。
結構、長時間つけていても苦痛はありません。

粉塵

 マスクで捕捉した粉塵です。見ての通り、相当量の粉塵が溜まっています。マスクをつけていなかったらこれだけの粉塵が喉、鼻、肺に入ってしまいます。ひぇ~恐ろしや~。なんか寿命が延びた気持ちになります。

組み立て

 組立です。木工ボンドで固定しています。固定したあとは隠し釘で止めています。900mmのクランプを3本新たに購入しました。残念ながら在庫がないため4本購入できませんでした。

組み立て2

 2時間ほどしてから、次の板を固定しているところです。クランプ本数が少ないので一度に組み立てられません。

組み立て完了

 1つ目の棚の組立が終わりました。皆さんが思われている棚とは少し構造が違います。この棚は前面からも、側面からも使えるようにデザインしています。写真は側面から見てたところです。側面からは大物を収納できるようにして、前面(写真右側)からは本などを立てかけられるようにします。

ボーズ面加工

 2つ組み立てが終わりました。机と同じように角をボーズ面で加工してあり、丸めています。
こちらが前面になります。この方向からは本や小物などを収納できます。

2段重ね

 2つの棚を2段重ねしたところです。

棚板

 棚板もボーズ面で角を丸くしました。大小の棚板があります。小の棚板は前面部分だけの棚です。

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