ワゴンの引出しと同じように製作しました。深さは5cmですが幅、奥行きは大きく画用紙でもすっぽり収まります。
スライドレール(450mm)も底付けのものです。
引き出し受けと天板の補強構造を兼ねたもの。食卓台の上で仮置きしてみました。
さらに、引き出しもスライドレールに載せて、具合を確認しています。この上に天板が載ります。
天板の補強材を写真の ウッドアンカー とセットキャップボルトで固定します。ウッドアンカーを六角レンチを使って天板に埋め込みます。最左が埋め込んだところです。これでネジ穴を設けることができます。セットキャップボルトを使用したのは机を分解、組立が簡単にできるようにするために選びました。また、ネジ頭にプラスティックのキャップを取り付けられるので見た目もきれいになります。
埋め込んだウッドアンカーにセットキャップボルトで固定しているところです。ボルト長の関係で補強材に深く座グリをしてボルト絞めしました。まっすぐにあけるのが難しいです。
天板に補強材兼引き出し受けを取り付けました。
引き出しを嵌めて、引出し具合を確認します。少し、きつかったので真ん中の引き出し受けの板厚を1mmほど鉋で削り調整しました。
机の脚を取り付けました。こちらもセットキャップボルトで固定しました。これで脚も組立、分解できるので軽々と二階の子供の部屋に一人で運べます。
机の組立ができました。ただし、まだ仕上げは全くしていません。
引き出しの前面板の取付です。ワゴンの引き出しと同じく、2mmスペーサー(木片)で隙間を確保して、木工ボンドで接着します。圧着させるためにクランプで締め付けました。奥行きが大きいのでクランプの650mmのものを用意しました。
2mmスペーサー(木片)を挿んでクランプで押さえます。
左右の引き出し隙間をあわせるために、両方の引出しに跨ぐように2mmスペーサを嵌めています。
引き出しもうまく取り付けられたので、最後に表面の仕上げを行います。ワゴンの時と同じようにトリマーでボーズ面処理します。ボーズ面処理はほんとに楽しいです。角張っていた無骨さが一気に丸まり出来上がりに近づきます。
脚の下部もボーズ面仕上げを施します。
仕上げも終わり、塗装を除き加工作業は完了しました。
いい感じにできました。
通販で購入しておいた椅子と組み合わせてみました。椅子の木の色とも合っています。ついでにこの椅子を紹介すると、ノルウェー・ リボ (Rybo)社のバランスチェアで、座ることで背筋が自然に伸びるという優れもの。
椅子の収納もばっちりです。あとは塗装を残すばかり