壁の製作

道具の準備

 土台ができたので、次は壁を建てます。写真の工具は、壁を作るのに用意した工具類です。壁は 2×4工法 で製作しました。一人作業が基本なので、大きな壁を一人で起こすことを考えると、3尺幅(約91cm)を最大モジュールとして組み立てることにしました。作業エリアの制限もあり、それ以上の大きな壁を作ること自体無理という理由もあります。壁の高さは、住居の天井高さを参考に8尺に決めました。一般的な住居の天井高さは、210cm~285cmであり、我が家の天井は240cm。工房の床はレンガ敷きで、ブロック高さ20cm、土台9cmの29cmを基礎で稼げるので壁高さは210cmとなります。実はこの210cmは中途半端で6尺3尺の合板では30cm程足らないため、継ぎ足す必要があります。手間も材料費も増えますが、一時の手間を惜しんで天井を低くしてしまうと後悔する(作業性低下する)ので予定通り210cmで進めました。

壁の立ち上げ

 赤で囲ったところが210cm×91cmの基本モジュールで、黄線が合板を継いだところ。基本モジュールは予め枠組に合板を張り付けたところまで作っておき、それを持ち上げて土台に固定するという手順で組んでいきました。基本モジュールだけでも相当重いので腰を痛めないように。風に煽られないようにできるだけ風のないときにやりたいものです。モジュール同士、モジュールと土台とは コーススレッド 75mmで留めています。モジュール一枚だけ土台に固定しただけではゆらゆらしますが、写真のようにL型に固定した途端、安定強固になります。
基本モジュールは枠組みには75mm、合板張りには、38mmのコーススレッドを30cm置きに打つけました。
 モジュールの直角、平面出しは合板にあわせることで出しました。2×4工法は簡単に強度が出せる反面、強度があり過ぎて微修正が利かないので、基礎の水平出しとモジュールの直角出しは確実にしたいです。しかしながら実際そううまく行かず一部の壁で1~2cmぐらい隙間ができてしまい、無理やりクランプで隙間を詰めて固定しました。
基本モジュールは合計7枚製作しました。

モジュールの固定

 左図はモジュールの側面を示しており、合板はモジュールより下に長く、基礎ブロックの上2cm程度まで隠れるようにしています。
これは、外壁を張るときに土台と段差ができないようにするためと、ブロックと土台、土台とモジュールの間に水が入らないようにするためです。また、合板と土台を留めることでさらに強度を増すことができます。

クランク部分の壁(下部)

 クランク部分の土台に壁を建てたところ。ここは全て特殊モジュールとなっています。モジュール幅が45.5cmより大きいところは、枠の中間柱を入れています。中間柱は、基本モジュールの半分の幅(45.5cm)ごとに入れるようにしたので、写真のように異なる幅となっています。ここで、なぜ中間柱をモジュールの真ん中に入れなかったかというと、工房内は壁の柱を利用して棚やフックなどを作る予定です。そのため、極力一定幅にして棚板なども製作しやすくしたいためです。
ブロックのグレイと土台のブラウン、それに壁のホワイト、このコントラストが結構気に入っています。特にブラウンが全体を引き締めているところが好きです。

クランク部分の壁(上部)

 クランク部分の壁上部。ここは隙間なくモジュール同士を接合できました。

母屋との継ぎ目

 母屋の壁と工房の壁の継ぎ目。母屋側が出窓のため下の隙間部分を埋めたところ。強度は考慮せず蓋をしただけという感じ。こういう造作のところでも時間がかかってしまいました。

工房裏側の壁

 工房裏の壁、ここは基本モジュール2枚でよいところ。ほんとは、簡単に終わるはずが一番苦労しました。というのも2枚のモジュールが合わない。本当に合わない。クランプで締め付けてもどこかが浮いたり、隙間ができたりしました。結局、全体で誤差を吸収するように、既に締め付けたところを一旦全て緩めて、徐々に全体を締め付けていって終わらせました。ふぅ~。
ブルーシートは、雨避けにかけたもの。そろそろ雨を気にしながらの作業となります。

壁の完成!

 壁が完成したところ、正面が工房の玄関になり、奥に見えるのが物置です。工房と物置を繋げたつくりとなっています。このあと鴨居を取り付けます。

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