トラニオン部ができたので、テーブルの作成に入ります。テーブルは2層構造で下層は15㎜ラワン合板で表層は5㎜シナ合板です。
表層のシナ合板にブレードを通す溝をテーブルソーで切ります。その後、インサート部を掘り込みます。
インサート部の掘り込みは、ジグソーでカットしてヤスリ掛けしました。
下層のラワン合板はバンドソーで掘り込もうと思います。インサートを嵌められるように、下層は表層より小さめにして掘り込みます。
バンドソーのブレード幅が12㎜あり、あまり曲線が得意ではないので大き目の穴を開けておきます。
バンドソーでカットしていきます。下層のインサート穴は通し穴なので精度不要です。
表層、下層を貼り合わせます。ここでもボンドを大量に使いました。補充用の1㎏の木工用ボンドがバンドソーの製作でほとんど使い切ってしまいました。
表面積が大きいのでクランプが大変です。中央当たりが届かず怪しいです。
テーブルの裏にトラニオンを取り付けます。
テーブルベースとテーブルを合体!
むむむ…45度に届かず!
テーブルがブレードガイドに当たってる。設計で見落としていたか?
干渉する部分を削ります。
ここはトリマーで削ります。内側は矢印の方向に切り込めば安定します。
ここも見えないのでフリーハンドで切削します。
ふふふ…45度到達!
とりあえず、長ナットでテーブルを固定しておきます。後でノブを作成します。
インサート片を作成して、インサート溝に沿ってブレードで切れ込みを入れます。
ブレードで切り込みながらインサートに嵌めます。
45度まで傾斜可能なテーブル(トラニオンテーブル)の出来上がりです。